周りの音と変化に注意を

雨がふりはじめた夕方、スーパーまで向かっていると、後方から救急車の音が聞こえてきました。私も前の車も後ろの車も、路肩によってとまり、救急車に道を譲りました。

救急車は私の前を通り過ぎると、赤信号表示の交差点に進入して病院へと急ぐべく進みました。甲高いサイレンと、緊急を促すアナウンスを流しながら。

当然、交差点の青信号側の車は救急車の音に気がついているはずで、全ての車がとまっていると思われました。ところが、1台、常識外の車がいました。

救急車が低速で交差点に進入したのが私の視界から確認できると同時に「キューーーー!」というブレーキのスリップする音が聞こえ、その次に「ガリガリガリ!」という金属がアスファルトの道路に擦れる音が聞こえてきました。

何が起きたのか分かりませんでしたが、救急車は行ってしまいました。何も大したことは無かったのか、それとも救急車はあの音に気がつかなかったのかは分かりません。

そして、私の進路方向の信号が青に変わり、私は進んで交差点に進入したのですが、交差点の脇に破損したバイクが止まっており、ライダーがバイクの破損状況を確認しながら電話をしていました。どうやら先ほどの音は、バイクが転倒した音だったようです。

救急車の音に気がつかなかったバイクが止まっているバイクを追い越して交差点に近づいたものの、目の前にあらわれた救急車に気がついて急ブレーキ。でも止まらず、タイヤがロックして車体が横滑り。だいたいこんな感じだったのでしょう。転んでしまったのはかわいそうですが、周りが見えていないライダーだったのは確かでしょう。

救急車の音に気がつかない、もしくは周りの車がなんで止まっているのか気にもしないというライダーやドライバーは結構いるものです。音楽を聴いていたり、自分の車の排気音が五月蠅かったりして周りの音が聞こえず、進むことしか考えていないので周りの変化に気がつけないのです。

そういう人はいつか事故にあうんじゃと常々思っていたものですが、それがとうとう自分のすぐ近くで起こってしまったのでした。

まだバイクの自爆で済んだだけでよいものの、救急車に衝突していたら大変でした。ライダーも救急車に乗っている救急隊員、そして運ばれている患者さんまでに被害が及んでしまっていたのですから。

大音量で音楽を聴きながら運転している人、気をつけましょうね。周りの音と変化を、よーく見て運転しましょう。

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